田口知子建築設計事務所


ダイニングからリビングと中庭を見る

中庭からリビング

建設地:横浜市緑区 構造設計:梅沢良三 構造:木造
用途:住宅 施工:本間建設 竣工:2011年1月
撮影:ナカサアンドパートナーズ 敷地面積:128.30㎡ 延床面積:101.1㎡

中山の家~光と風と緑があふれる家

ここは横浜の郊外で、まだ手つかずの自然も残るような静かな環境です。この空気環境を十分満喫できるよう、中庭を設け庭に向かって大きく開く家をデザインしました。
30坪程度のコンパクトな家なので、中庭はコの字型で、駐車場の大屋根ごしに垣間見えるゆるやかに開かれた構成です。家のプライバシーも保ちつつ、町に向かって開かれた暖かい表情をつくる中庭は、風通しと日当たりの良さを実現します。
玄関を入ると、最初に庭の緑が目に飛び込んできます。廊下をめぐると、中庭を囲むように、キッチンとダイニング、リビングが、レベル差を持ちながら配置されています。中庭で食事をしたり、ハーブを育てたりといった、外へ向かう日常を育み、開放的な気持ちでくつろぐことで、住み手がより一層健康になるような、そんな家を作りたいと考えました。素材も、無垢材、珪藻土など、自然素材を使用し、風の流れる空間をつくることで、住まい手のアレルギー症状を軽減させる効果も意図しています。
2階には、子供室と浴室、主寝室、納戸などプライベートな空間を配置しています。洗面所と浴室は、2階よりさらに少し上がったレベルに配置し、人目を気にせず、遠くの森を眺めながら入浴することができます。洗面所には家事室を設け、洗濯の家事動線をコンパクトにまとめました。