田口知子建築設計事務所


リビングから腰壁越しにキッチンをみる

建設地:横浜市戸塚 構造設計: 構造:
用途:住宅 施工:分離発注 竣工:2012年12月
撮影:田口知子    

N邸 2世帯住宅リノベーション

 築20年、鉄骨3階建てのハウスメーカー住宅のリノベーションである。最初の問題は、断熱性の不足による、冬の寒さと夏の暑さだった。構造体はしっかりしているので、躯体はできるだけふれずに、全体としての断熱性を向上させ、日当たりの悪い1階まわりは土間コンクリート全体にヒートポンプ式蓄熱型床暖房を敷設することにした。
  この家は、ご両親と40代のお嬢様の3人家族。今回の工事のもう一つの目的は、お嬢様の世帯を独立させて、上下に分ける2世帯住宅に変更することだ。今までのメインの生活空間である2階は、そのままご両親の生活空間とし、元々店舗兼アトリエがあった1階を、床暖房と断熱で温かさを確保しつつ、お嬢様の生活空間であるLDKと寝室に全面リフォームした。1階の生活空間は、できるだけ間仕切りを低く、空間を連続させ、明るさを感じられるような壁をデザインしている。
玄関、浴室は共用とし、キッチンを2世帯それぞれ新設することで、快適な生活空間を実現している。