2026.05.15
建て込んだ敷地で、解放感と明るさをつくる
コーポラティブ形式で実現された、6戸のメゾネットで構成される集合住宅です。
周囲を住宅に囲まれた旗竿敷地で、プライバシーも守りながら解放感のある明るい住まいをつくる方法を考えました。まず、隣家の隙間を狙って、敷地の隅に1坪の小さな庭をつくります。そこに向かってガラス窓を設置し、吹き抜けもつくることで空を取り込む大きな窓をつくりました。たくさんの方向に光と風が抜ける解放感のある生活空間を実現しました。

すべての住戸が50~60㎡程度の生活フロアと、20~30㎡程度のプライベートなフロアを持ち、メリハリをつけた空間構成が面積以上の広がりを感じさます。
1階と3階には、それぞれ3住戸ずつリビングを配置し、2階に6住戸のプライベート空間が配置しました。

対角線に視線が抜ける広いリビングを持つ家は、70㎡程度の集合住宅としてはあり得ない広々としたリビングを獲得しています。1階の床前面にはヒートポンプ式夜間蓄熱式床暖房を敷設し、広い空間や吹き抜けでも一日中快適な暖かさを得られる住まいになっています。インテリアは、コーポラティブハウスならではの、住まい手の個性や生活観を反映した空間で、自分の設計として共通するのは開放的な浴室、ロフト、小さな書斎、吹抜け、屋上テラスなど、生活を楽しむためのプラスアルファを持っていることです。STEPSは、階段がある家のポジティブさを感じられた住民の皆さん命名しました。

