田口知子建築設計事務所


東面ファサード

建設地:神奈川県横浜市 構造設計:梅沢建築構造研究所 梅沢良三
構造:RC造
用途:オフィス+賃貸住宅 施工:新都市建設 竣工:2018年9月
撮影:ナカサアンドパートナーズ 藤井浩司
敷地面積:233.16㎡ 延床面積:491.25㎡

TWA本社+賃貸集合住宅 

 この建物には、1階全体をオフィスフロア、2階~5階に30㎡~50㎡の賃貸住宅が8戸入っています。 東西両面に道路を持ち、東側にはオフィス入り口、西側に住宅のエントランスがあります。
 オフィスは自然の風と光を感じられるように中庭を設け、さまざまな方向に風が抜ける窓を配置しました。家具や壁の仕上げに木素材を使い、秩序と明快さを保ちつつ、居心地のよい執務空間をデザインしました。打ち合わせコーナー、執務室、ミーティングスペース、社長室など、複数の場が分節しつつつながるオフィス空間は、距離感と分節、連続性を両立した空間になっています。
 2階~5階の賃貸住宅は、オフィス側の東側道路に生活感が出ないよう、チタン亜鉛合金でファサードを作りました。
 住宅全体を東西2つのボリュームに分け、真ん中に風の抜ける共用ロビーを配置しています。2つのボリュームをずらして配置することで、日当たりと風通し、東側道路への視線の抜けを実現させました。高度斜線・日影規制いっぱいに作ったボリュームの中で、天井高や床のレベルを変化させ、対角線に風や視線が抜けるプランニングで、面積以上の解放感や距離感、広がりを感じられる住まいを目指しました。  。